女の子の産着には基本的に家紋を入れません。
入れる場合でも、背中に1つ「一つ紋」のみがほとんどです。
カラーについては、赤色やピンク、水色のような華やかな色味が多く使われています。
女の子の産着で使われている柄の由来についてご紹介します。
手毬
手毬には、長い縁び糸を丸く丸めて女の子に良縁が来るようにと願いが込められています。
御所車・花車
御所車・花車は、着物を代表とする柄・吉祥文様の一つとして幅広く使用されています。御所車は貴族の乗り物として気品ある文様で、この御所車にたくさん花を飾ったのが花車といいます。
束ね熨斗
熨斗は進物に添える飾りです。お祝いの着物の代表的な柄として有名。たくさんの人からお祝いとしてもらった熨斗がなくならないように束ねてあります。
うさぎ
動きの特徴から跳躍、飛躍を表すとされています。物事がとんとん拍子に進む縁起の良い柄とされています。